ワークフローはメールやプッシュ通知、クラウドストレージへのファイル保存などが設定できる機能です。
アクション同様、使いこなせば作業の自動化により高価なシステムと変わらないものも作ることができます。
今回はワークフローの基本操作について説明します!
目次
ワークフローの基本設定
ワークフロー上部にある+マークをクリックします。
ワークフロー設定画面が開きます。
Rule name ワークフロールールに付ける名称です。 Target data 対象のテーブルを選択します。 1つのテーブルにいくつものアクションを設定することができます。 Update event データが変更される条件を設定できます。
UPDATE_ONLY | 更新時のみ |
ADDS_ONLY | 追加のみ |
ADDS_AND_UPDATES | 追加・更新時 |
DELETES_ONLY | 削除時のみ |
UPDATE_AND_DELETE | 更新・削除時 |
ADDS_AND_DELETES | 追加・削除時 |
ALL_CHANGES | すべての変更に対して |
Bypass Security Filters? オンにするとセキュリティフィルターがないかのように、 このワークフロールールを実行します。 Condition アクションを実行する前にチェックするオプションの条件です。 空白もしくはtrueなら無条件で実行します。
Do this ワークフローに設定するアクションを設定します。 添付ファイル作成→メール送信→プッシュ通知のような動作を設定できます。 Documentation ワークフローのメモを残すことができます。
Do thisで設定できるアクション
Do thisの下部にあるアクション一覧をクリックすると、詳細画面が開きます。
Reaction説明
Send a email
指定した送付先へメールを送信します。
Send a notification
指定した送付先へプッシュ通知を行います
Send an SMS
指定した送付先へSMS(ショートメッセージ)を送ります
Change data
データ変更系のアクションを作動させます
Call a webhook
データ変更に応じて、外部サービスへPushを行います。
APIが公開されていればどんなサービスでも使用できます。
Create a new file
指定したデータをドキュメント形式(pdf、Excel、HTTPなど)で保存します。
ドキュメントのレイアウトはGoogleドキュメントで作成できます。
アクションの追加・入れ替え
このように複数のアクションを追加することができます。アクション数に制限はありません。
こちらをクリックするとアクションの入れ替えもできます。
アクションの順番によってはエラーで動作しない場合もあります。
その時は入れ替えて試してみてください。
まとめ
ワークフローを使用することで業務の自動化とアプリ開発を同時に実現できます。
AppSheetからZapier、IFTTTなどの自動化ツールへも連携可能です。
使いこなせば業務のほぼすべての作業を自動化することも可能です。難しいですがぜひチャレンジしてみて下さい!
AppSheetはGoogleアカウントがあれば無料で使用できます。ぜひご登録ください。
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