AppSheetはスプレッドシートやエクセルをデータベースにできますが、直接ファイルにデータの読み書きをしているわけではありません。
AppSheetが持つサーバーに一度経由したのち、各データベースへ反映します。これをデータの同期といいます。
今回はオフライン・同期の基本設定について説明します!
目次
データの同期の設定
Sync on start 初回起動時に同期するかどうかを設定します。 データ数が多い(100000行くらい)を同期すると遅くなる場合はオフにします。 Delayed sync 変更するたびに同期画面を表示するかどうかを設定します。 基本はオフで問題ありません。データベース側に絶対反映させなければならない場合のみ使用します。 Automatic updates 自分以外のユーザーが編集した変更データの同期間隔を設定します。 オンにすると約30分間隔で自動的に同期されます。
オフライン時の設定
The app can start when offline オフライン時にアプリを使用可能にできます。 変更されたデータはオンライン時にまとめて同期を行います。 Store content for offline use オフライン時に写真やファイルを扱えるかどうかを設定します。 オンにするとデバイスにファイル保存がされてしまうため、 セキュリティ的にはオフにしておくことをおすすめします。
クラウド(AppSheetサーバー)との同期設定(PROプラン以上)
Server caching データがAppSheetサーバーに保存されます。 これにより、大きなテーブルの同期が高速になります。 ほとんど更新されない読み取り専用データにのみ使用してください。 Delta sync 前回の同期以降に変更されたテーブルのみを更新します。 同期が高速になりますが、特定の場合(数式を含むスプレッドシートなど)では使用できません。
まとめ
オフラインや同期設定は、基本設定から変更しないことをおすすめします。
変更する場合は、AppSheetサーバーとデバイスとのネットワーク構造を理解し、セキュリティを検討したうえ自己責任でご変更ください。
AppSheetはGoogleアカウントがあれば無料で使用できます。ぜひご登録ください。
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