ユーザー設定機能を使用すると、オプションや設定をユーザー毎にカスタマイズできます。
例えば言語を変更したり、スライス(フィルタ)機能をユーザー毎に設定できるようにしたいときに使用します。
目次
ユーザー設定について
オプションの数は最大10個、それぞれが最初は非表示になっています。 SHOWにチェックを入れることにより、サイドメニュー内に表示されるようになります。 通常のテーブルとは異なり、ユーザー設定はクラウドではなくデバイス自体に保存されます。 したがって、ユーザー設定はデバイス間で共有しないデータとなります。
今回はE-mailとPasswordをユーザー設定として設定してみます。
E-mailに自分のメールアドレス、Passwordは適当に4つの番号にしました。 この値をスライス機能で使用する場合は以下のようにフィルター条件を設定します。
USERSETTING(“オプションで設定したカラム名称”)でユーザー設定で保存した値を使用することができます。
このようにユーザー設定を使用することで、個別ごとのタスク表示をさせることができました。
基本的にAppSheetのログイン機能はGoogleアカウントやMicrosoftアカウントなどを使用します。
ユーザー設定を使用することで疑似的にログイン機能を作ることができます(AppSheet側は推奨しておりません)。
これは、ログイン機能不要のパブリッシャーPROプランで有効な機能です。
パブリッシャープランは以下のページを参照してください。
まとめ
ユーザー設定はパブリッシャーPROでのみ使用する機能となります。パブリッシャーPROでは1アプリにつき5000円くらいなので、月々の費用をあまりかけたくない場合などはユーザー設定を使用してみましょう。
AppSheetはGoogleアカウントがあれば無料で使用できます。ぜひご登録ください。
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