
プロセスはオートメーションで追加された新機能です。
プロセスでは、タスクの実行条件を設定します。設定項目は色々ありますが難しくはありません。
今回はプロセスの使い方、設定方法について説明します!
プロセスの設定
プロセスの+マークを押すとNew Processが追加されますので、プロセス名称を入力します

Entity(エンティティ)でプロセスを実行するテーブルを選択します。

をクリックしてステップを作ります。SUGGESTIONSでは自動でおすすめ自動化機能を提案してくれます。新しく作る場合はCreate a custom stepをクリックします。

ステップの設定

Branch on a condition
プロセスを実行するかどうかを設定します。右横のサイドバーにあるCondition to checkに条件を入力します。下記イメージではComplete列の値が完了ならYes、それ以外であればNoを返すように設定しています。

Wait for a condition
conditionで設定した状態になるまでプロセスが待機します。下記イメージの場合、保留になった段階で次のステップが作動します。

Run a task
実行するタスクを設定します。下記イメージではYesのときは完了メールを送付し、Noのときはプッシュ通知を送る設定です。タスク設定に関してはWorkflowの記事をご参照ください。

Call a process
別のプロセスを呼び出します。Add or lookup process input?からテーブルへのデータ更新(追加もしくは更新)を行い、それをイベントで感知して別のプロセスを呼び出します。lookupの際はIDを参照することに注意してください。

Return Value
テーブルに存在しない値を返すことが可能です。下記イメージではRVというカラムに1を返しています。次のプロセスで使用する場合は、一番親のステップ名を参照列として[ステップ名].[Retrun Valueで設定したカラム名]
で使用することができます。この場合[Check if [Complete] is "完了"].[RV]
で1が返ってきます。

まとめ
今回のオートメーションで自動化設定はかなり直感的に設定できるようになりました。
特にWait for a conditionやReturn Valueはワークフローにではできない機能でした。アイデア次第で業務のほとんどを自動化できるかもしれません。
まずはシンプルなステップからスタートして徐々に増やしていけるというのも楽しいですね!ぜひ皆様も色々研究してみてください。
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