AppSheetとは?

Excel → AppSheetアプリ無料開発サービス(毎月2名限定)

初めまして。奥谷隼人と申します。

このHPではAppSheetの使い方をわかりやすくまとめていきます!ユーザーガイドとしてお使いください。

目次

AppSheetとは

AppSheetLogo

米国のシアトルを拠点とした2014年設立の新興企業が提供するアプリ開発ツールです。2020年2月Googleが買収したことで日本でも有名になりました。

AppSheetを使うとプログラミングをせずにアプリに必要な機能を作ることができます。
例えばユーザーが使用するボタンや入力フォームなどの部分(フロントエンド)は自動で作られ、アプリの外観を作るコードをいちいち書く必要はありません。データベースとの接続や管理・更新といったバックエンド機能も標準で装備されています。

アプリデザインの自由度は失われるものの、プログラミングを一切必要とせずに高機能のアプリを短期で開発ができます。企業・個人を問わず数多くのユーザーに世界的に支持され、多種多様な用途でアプリが開発、運用されています。

特に建設・工場など現場業務用のアプリケーションの開発には最適なノーコードツールです。

AppSheetが選ばれる8つの理由

ノーコードツール

AppSheetはプログラムを使用せずにアプリ開発ができるノーコードツールであることが最大の特徴です。いままではプログラミングができる人材、サーバーを管理する人件費、アプリデザイン費など、アプリを1つ作るのに多額の開発費用が必要とされました。

一般的に1人でアプリの開発をしようとした場合、データベースを操るSQL、アプリの外観を作るHTML、CSS、Javascriptなど数々のプログラム言語が必要されます。そのほかサーバー管理などのハード面も知らなければならないため、実質1人でアプリ開発を行うことは不可能です。

ノーコードツールであるAppSheetにおいて、アプリ開発者に求められる技術は2つです。

  1. データベースについての知識
  2. Appsheet独自の関数

これらを習熟するだけで1人でもアプリ開発が可能となります。

ユーザー(現場)主体の開発である

アプリ開発に必要な勉強時間が最小限で済むため、IT技術者に頼っていたシステム開発を現場側で行うことが可能です。実際に現場で働いている人が主体でアプリを開発できるため、自分たちの仕事に合わせたシステム開発が可能です。いいシステムほどランニングコストがかかるため自分たちで管理できるというのはコスト面でも非常にありがたいです。

クラウドサービスである

データベース、及びアプリのサーバーはクラウド上にて管理されることから、端末、場所を問わずアプリへのアクセスが可能です。OSについてもiOS、Android、Windows、Mac(ブラウザ)に対応している他、スマートフォン、タブレット、パソコン全ての端末にてレスポンシブ対応。アプリ開発、運用に関する全ての作業はクラウド上で完結できます。

ものづくり産業との相性がいい

ユーザーは米国に限らず、南米、ヨーロッパ、加えてアジアでも採用されています。公式HPでもわかりますが、とくに工場や建設現場などものづくり産業で導入されているようです。日本でのユーザーは英語が基本であることが理由か、限定的であり知名度もまだありません。近年Googleが買収したことから日本でも関心が寄せられています。ものづくり産業主体の日本ではAppSheetを使ったデジタルトランスフォーメーションが期待できます!

データベース接続の多様性

エクセル、Google Sheets、Airtableのようなスプレッドシート型のツールや、MySQL、SQL-Serverなど一般的に利用されているデータクラウドサービスもデータベースとして使用することができます。同時に複数のデータベースへ接続もでき、異なるデータベース間でリレーションシップを設定することもできます。

多種多様な機能と業務アプリへの特化

AppSheetは、ビジネス・業務アプリの分野に特化しており、効率的なテキスト・画像のデータキャプチャを支援する多種多様な機能が準備されています。ユーザーはこれらの機能をアプリに取り入れることで、多機能の独自アプリを簡単に製作することができます。

 短納期での開発(アジャイル開発)

ユーザーが普段使用する各種スプレッドシートをベースに瞬時にアプリにできます。アプリはストアの承認なしで瞬時にエンドユーザーに展開でき、テスト運用、フィードバック、アプリの修正・改善のサイクルを短期間で行うことが可能です。短納期で自社に最適なシステム開発(アジャイル開発)を可能としています。

セキュリティーとアクセス制限

Googleアカウントを使用したログイン制限が基本です。アプリのデータはアクセスに認証が必要なほか、暗号化することも可能です。ユーザーによるアプリへのアクセスは全てログとして管理・記録され、ユーザー単位でデータへのアクセスや編集権限を制限することもできます。端末側にデータを残さないので、データもの持ち出しにも対応できます。

AppSheetのの将来性

新機能の継続的な追加

Appsheet社は常時新機能の開発を行っており、最近では機械学習、OCR(写真での文字読み取り)機能を追加しています。今後はGoogleサービスとの連携も増えていく予定なので、今よりも高機能のシステム開発ができることが予想されます。

一般的な使用例

業界・業態は問わず、個人での使用から始まり、数名単位の小さなグループから数百名程度のコーポレートユーザーによる利用と様々です。コロナによりITシステム化の需要がさらに高まりつつある近年、業界やアプリの用途はさらに広がっています。

  • 在庫管理
  • レポート・チェックリスト
  • 文書保存
  • 顧客管理
  • タスク・プロジェクト管理
  • 資産管理
  • 検査業務
拡張性

Appsheetのアプリは有料ライセンス1つで無制限の開発が可能です。アプリも簡単にコピーが可能で、ライセンスがあれば個人毎にチューンナップされたアプリを作成・展開することもできます。

まとめ

AppSheetはIT技術者ではなく、働くすべての人のためのノーコードツールです。アプリを使った皆が喜ぶサービスを考える必要ありません。今困っていることを明日解決できるノーコードツール、それがAppSheetです。

AppSheetはGoogleアカウントさえあれば無料で使うことができます。こちらよりぜひご登録ください。

全編英語ですが、Youtubeの公式動画も貼っておきますので、よかったらご覧ください。

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